以前、底床が大磯砂でCo2なしで初心者におすすめの水草として、ハイグロフィラを紹介しました。
ハイグロフィラは本当に育てやすい水草ですが、成長が早いためトリミングを頻繁にしないとジャングル水槽になるのがデメリット。
そのため最近は私の水槽のメイン水草では無くなっています。
代わりにメインの水草になっているのが、スクリュー・バリスネリアとアマゾンソード、アヌビアスナナです。
これらの水草は成長が遅いほうになるので、トリミングを頻繁にしなくてもレイアウトが崩れないという利点があります。
また、大磯砂でCo2なし環境で大丈夫なので、熱帯魚メイン水槽でも水草を低コストで育てられるのが嬉しいところ。
今回はそんな特徴の水草、「スクリュー・バリスネリア」を紹介します。
スクリューバリスネリアは細長い水草。ランナーで増えます
スクリュー・バリスネリアは画像の通り、株からいくつか細長い葉っぱが伸びてくるタイプの水草です。
ちなみに原産は日本(琵琶湖)です。
他にも詳しいデータなどは以下のサイトが詳しいので紹介しときます。
ほとんどの情報は載っていると思うので、個人的に感じたスクリュー・バリスネリアの特徴をお伝えします。
やはり水質が大磯砂に向いているので育成は楽です。いま現在も特にトリミングをしなくてもスクリュー・バリスネリアが水に揺られています。
ただ、この水槽で起きた出来事ですが、実はスクリュー・バリスネリアを導入してしばらくたってほとんど枯らしてしまいました。
前回のハイグロフィラ紹介記事の初版は2017年の3月に書いた訳ですが、それから1年ほどーつまり2018年ぐらいにほとんどバリスネリアが枯れてしまったのです。
原因はハッキリと分かっていません。
諦めて残っているアマゾンソードやアヌビアスナナ、ハイグロフィラだけの状態が続きました。たまにアマゾンチドメグサをミナミヌマエビの浮き草代わりに入れたりしてましたが基本的に水草は新たに植えていません。
それが2019年になって、ふと水槽の真ん中ぐらいからひょろりと2つほど細長い葉っぱがでてきました。
それがスクリュー・バリスネリアだと一瞬で気付きましたが、まさかで信じられませんでした。1年以上も水槽から姿を消していた水草がまさか出てくるとは思えません。
それからプロホースで掃除するときもバリスネリア付近は丁寧に扱い、とりあえず様子を見ていると、バリスネリアが復活した付近から更に新たな細長い葉っぱが出てきます。
そしてついに水槽が賑やかになるほどスクリュー・バリスネリアで賑わっています。
写真を撮ってこちらに載せたら良いのですが、いま現在コケがついていて見苦しいので申し訳ないですがお見せできません……。
コケ対策も本腰を入れたいので、よい方法があればまた紹介したいと思いますし、こちらにも水草の画像を載せたいと思っています。
スクリューバリスネリアは株が強い?
一度姿を消して復活したというバリスネリアですが、あくまで個人的な考えですが、もしかしたら株が残っていてそれが強いのではないかと思いました。
枯れた原因については2つほど思い当たりがあります。
一つ目は、大磯砂の水槽ですが当時はpHが下がりやすい環境が原因だった説です。水替えをしてもすぐにpH6.0まで下がる状態です。
そのため水草と一緒についてきたスネールもいつの間にか消えていました。
おそらく過密飼育がpH低下の原因だったと思われます。
それからミナミヌマエビを飼育することになりますが、pH6.0を下回ったらダメージが大きいとのことでなんとかpHを中性から弱酸性に維持する必要がありました。
そこで力技ですが、外部フィルターに牡蠣殻を入れてpHを中性に保つ方法を試すと効果があったので、それから異常なpH低下は起きていません。
その後半年ほどしてからバリスネリアが復活しました。
2つ目は、窓際に置いてある水槽の中でも、窓際に植えていたので高温で枯れた説です。
熱帯魚水槽は窓際に置いてあるのですが、一日で2時間程すりガラス越しに太陽光が差し込んできます。
そこで水槽内のカーテン代わりにバリスネリアを植えていた訳ですが、それが枯れる原因になったかもしれません。復活してきたのが水槽の真ん中だったので影響はありそうです。
ただ、復活したのは事実なので、一度枯れたものの丈夫な水草といえるでしょう。
だからハイグロフィラと一緒に植える水草を探しているのであれば、スクリュー・バリスネリアをおすすめします。
他にも、アマゾンソードやアヌビアスナナもおすすめなのでまた紹介したいと思います。
ただ、水草育成が苦手だった私が慣れたのがハイグロフィラだったので、ハイグロフィラが育てやすい水草には変わりません。
はじめハイグロフィラをメイン水草にして、その後他の大磯砂・Co2添加なしでも大丈夫な水草にチャレンジするのも良いかと思います。
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