プラティの稚魚の餌。青水があれば放置飼育も可能です。

どうも、ヤマーデイリーです。

今回はプラティの稚魚の餌について紹介していこうと思います!

今回紹介する方法は、忙しい方や放置気味な方に特におすすめできる方法だと思うので参考にしていただければと思います。

このサイトでも何度か紹介しているようにプラティの繁殖自体は容易です。

ただ、どの魚にもいえることですが、ふ化することや繁殖に成功しても、その後の育成は難しいと感じる方が多いです。

なぜなら稚魚は口が小さいので通常の餌が食べられません。

すると栄養不足になり生存することが困難になってしまいます。

だから、成魚に育てることが難しいといわれるのです。

ただし、プラティといえば成魚の姿で生まれてきます。

卵からふ化する魚と比べてみると、ある程度自分で餌を食べることは可能です。

しかしいくらプラティでも、生まれたての姿はとても小さいものです。

口が小さいので餌が入りずらいので、通常の餌をつついても食べているか分からないときがありました。

だから効果的に餌をあげようとすると、すりつぶすか、専用の餌を買うことが必要になってきます。

その手間も楽しいですが、どうしても時間がない方やそこまで手間をかけれない方も多いでしょう。

青水を活用してみよう

そこで便利な「青水」を活用することで、楽に稚魚を育成していくことができます。

青水とはプランクトンの豊富な緑色の水のことです。別名「グリーンウォーター」とも呼ばれています。

プランクトンは魚にとって素晴らしい餌ですし、天然の餌でもあります。

プランクトンといった小さな餌が豊富に存在していれば、いつでも食べることができます。

つまり栄養不足に陥ることがなくなり、無事に成長する確率が大幅に上昇しました

ただ、私のプランター屋外水槽では青水が上手く作れなかったので、バケツで青水を作ることにしました。

そのままではボウフラが湧いてしまうので、メダカを数匹入れて餌を毎日あげてました。

二週間もすれば立派な青水ができましたので、青水をスポイトでプランター水槽に注入してみると、その周辺に稚魚たちが集まって食べにきます。

それからもプラティが繁殖しつづけた結果、たくさん稚魚が増えてきたので、今度は青水バケツに直接稚魚を入れてみました。

その結果ですが、青水のなかで育成するのが一番良いかなと感じました。

青水に入れっぱなしバケツと、スポイトで餌やりするプランター水槽では、青水飼育のほうが成長が早かったからです。

また、水替えをあまりしなくても大丈夫という点もあります。

ちなみに私のバケツ水槽の場合、屋外飼育期間中、足し水だけでしたが、水質も良好でした。

稚魚を吸い込んでしまう可能性が減るという利点もいいですね。

だから、忙しい方や手間をあまりかけれない方は屋外の青水バケツにプラティの稚魚を入れるのが一番良い結果になるかと思います。

屋外飼育の注意点

もちろん春から秋にかけての季節限定になりますのでご注意ください。

さすがに熱帯魚であるプラティは冬の寒さには弱いですからね。

また夏場の注意点としては直射日光があまり当たらないようにしてください。直射日光に長時間当てていると水温が35度以上になる可能性があります。

温度変化の少ないところに置いておくことが大切です。

バケツの側面に日光があたらなくするだけで、温度変化は防げました。

あと、赤玉土の屋外水槽は全く青水にならなかったので、青水を作るには底砂は敷かないほうが良いと思います。

ベランダや庭がある方はもちろんのこと、明るい窓際に容器を置く場所があれば青水は作れるかと思います。

水槽という環境で、完全に自然を再現することは困難ですが、青水という天然の餌の宝庫を上手く活用することで、自然と稚魚は大きくなってきます。

もしかしたら、色揚げ効果もあるかもしれないので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

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