2018年の夏にフォークリフト技能講習を4日間受けて、フォークリフト資格を取得しました。この記事では、一連の流れを体験談として紹介します。
フォークリフト技能講習とはどんな感じ?と思う方やフォークリフトの資格に興味ある方に、技能講習のイメージを掴んでいただければ幸いです。
もちろん技能講習を受ける場所によって、細かいところは多々違うと思います。あくまで個人の体験談として思って読んでいただければ、実際に講習を受ける際に違いなどがあっても戸惑わないと思います。
私も自分が講習を受ける前に色々と体験記を調べたので、こちらもできるだけリアルな内容を紹介しようと思います。
フォークリフト講習を受けたときの服装
本題に入る前に、講習のときの服装を紹介します。
私が講習を受けたスクールでは、特に服装は指定されていませんでした。動きやすい服装とのことだけでした。
自分の服装はチノパンと半袖ポロシャツ、靴は安物のショート編み上げブーツで受けました。普段のバイトの服装でした。
作業着があればそれが無難だと思いますし、実際作業着で来ていた人も何人かいました。
ただ、ジーパン、スニーカーで来ていた人もいたので、特に指定されていなければ、動きやすい服装で行けば大丈夫だと思います。
フォークリフト免許の講習のスクール選び
ちなみに私がフォークリフトの資格をとろうと思った理由は、バイト先で役に立つと思ったからです。フォークリフトも使う仕事場ですが、資格を取れば乗ってもOKと言われたからです。
ちょっとした荷物を移動するのに自分でリフトで動かせないのは、もどかしかったし今後も何かと役に立つだろうと思ってフォークリフト資格取得を決心しました。
もちろん会社から取れと言われた訳でないので自腹です。だいたいテキスト込みで3万円ぐらいでした。なかなか厳しい出費でした。
そして職場が繁忙期に入る9月までにフォークリフト資格取得を済ましておく必要もあったので、自分自身も暇な時期である夏場に講習を受けることにしました。
申し込みの時点から前途多難
さて、フォークリフトの資格取得を決めたので、フォークリフト講習を実施している近くの自動車学校に行こうと思いました。後にバイク教習で通うことになる最寄りの自動車学校です。
講習については電話でお気軽にお問い合わせください、とのことだったので早速電話してみました。
「フォークリフト講習を受けたいのですが……」
「7月・8月の普通免許の教習繁忙期はフォークリフト講習をしておりません。」
……。
9月中頃からフォークリフト講習は再開するようでしたが、それでは繁忙期と重なるために講習に行ける状態ではありません。
やっていないパターンもあるのかと不意打ちで動揺しましたが、仕方がないことです。
電話を終えてから、他に講習を実施しているスクールをネットで探します。
結局、車で1時間半ぐらいかかるところへ
色々調べていると幸い、個人で申込めて、日程調整がつきやすく、定員に余裕のあるスクールを見つけることができました。連続講習でなくても大丈夫だったので予定が入っても安心です。
しかも屋内で講習するので、雨が降っても大丈夫です。夏場なので屋根があって尚更ラッキーだと思いました。
欠点は、自宅からかなり離れたところにある点でしたが……。朝のラッシュと重なるのでマイカーで1時間30分ぐらい運転しなければいけません。
他にも近いところはあったのですが、会社経由でしか申し込みできなかったり、満員だったりでスケジュール的にも、この1時間30分かかるスクールしか選択肢はありませんでした。
ちなみに一緒に講習を受けたメンバーの一人は、高速道路で1時間ほどかかるところから来ている猛者でした。急にフォークリフト免許が必要になった場合、スケジュールが調整しやすくて直前まで申し込みできるスクールに通うしかないですもんね。
申し込みについては、Webで予約と料金を支払うスタイルだったので、すぐに済ませました。
普通自動車免許(当時)だったので、講習は31時間、計4日間のコースになります。運転免許を持っていなければ、学科があと4時間増えて、計5日間のコースになったり、条件をクリアしていれば3日間や2日間で取得することが可能ですが、ほとんどの場合計4日間のコースになるかと思います。
あとは数週間後に始まる講習を待つのみです。
1日目 学科
2018年8月下旬、猛暑は収まる気配もなく、4日間の連続フォークリフト講習が始まります。
セミの鳴き声を聞きながら、冷房の効いた車で向かった訳ですが、外の気温は朝の時点で30度越え。今日も暑い一日になりそうです。
実際に通う時間がどれくらいあるか分からなかったので、集合時間の2時間前に自宅を出発。順調に車が流れていたので、予定していた1時間30分よりも早く到着しそうだったので、スクールの近くのコンビニでアクエリアスとマーカーペンを購入。スクールの駐車場で待機しました。
すでに講習を受ける何人かも駐車場の車の中で待機していました。
10分ほど待機していると指導員の方が招いてくれたのでクーラーの効いた教室へ入ります。
冷蔵庫も教室内にあるので自由に使って良いとのことで、各自飲み物や昼飯を持ってきた人はそこに入れました。まあ、冷蔵庫についてはスクールによって利用できるかどうか分からないので、夏場は気を付けたほうが良さそうです。
集合時間になり、今日の学科を受けるメンバーは6人ぐらいでした。教室は2人用の長机が左右にあり、だいたい20~30人ぐらい入れる大きさで、前にはホワイトボードとビデオ用のプロジェクターがありました。
学科が始まる前に、注意事項や流れの説明、申し込み用紙の提出があります。
私は事前にプリントアウトした申し込み用紙に必要事項を記入していたので、それを提出しました。ただ、申し込み用紙は持ってきていても記入していなかったり、忘れてきた受講生がいたので始まるまでに書いていたようです。
学科の内容
学科は、テキストとビデオを見ながら進みますが、重要な点が一つあります。
1日目の最後(学科)には、理解しているかのテストがあるということです。講習が始まる前の注意事項でもテストの説明はあるかと思うので、授業をしっかり聞いておかないと後で大変です。
難しいテストではないですし、指導員の方が何度も重要と言っているところはテストに出やすかったので、マーカーペンで印をつけておくと良いでしょう。
ちなみにテストは参照不可なのでテキストは見れません。覚えておく必要がありますが、当スクールでは四択問題だったので、ノートにまとめる程の難易度ではなかったです。
フォークリフトの構造・名称、基本的な力学、関係法令の3つのジャンルを学び、それらがテスト範囲です。
ビデオもその3つ+労災事例などの解説ビデオでした。眠気に負けずに視聴していれば、だいたい理解できると思いますし、結構タメになる映像でした。荷物を積んだフォークを高く上げた状態での走行が不安定というのは、理屈では分かっても実際の実験映像を見ることで納得しやすいですからね。
ビデオを見終わったら、指導員の方がテキストを見ながら解説します。重要なところは何度も言うので要注意です。
昼休憩の間に各自食事をして、資格用の写真撮影、そして同じように午後もビデオとテキストを使って学習です。
途中に休憩を挟みながら夕方になり、いよいよテストです。
多少身構えていましたが、テキストで習ったことばかりなので満点でした。悩んでいた受講生も何だかんだでクリアして全員合格です。
落とすテストではないので、話を聞いていればおそらく大丈夫でしょう。あと、マーカーペンは本当におすすめです。
2日目 実際にフォークリフトを運転してみる
いよいよ本日から実技講習です。フォークリフトを実際に動かしてみます。
フォークリフトはバッテリー式(電動)で、カウンタバランスフォークリフトと呼ばれる一般的に思い浮かべるオーソドックスなものでした。
コース図を作ってみたので参考にしてみてください。なおコースについてはスクールにより様々あるようなのであくまで参考ということでご了承ください。
2日目は、学科のときよりも多い8人ぐらい受講生がいました。顔ぶれや運転から勝手に予想してみると、今までリフトに乗ったことあるのが4人、全く乗ったことがないのが4人という感じでした。いかにも現場職人という感じの2人組も来ていたので安心?です。
冷房の効いた教室で諸注意を聞いたあと、貸しヘルメットをかぶりフォークリフトの前に集合です。頭にかぶる紙の帽子も頂けたので、皆それをかぶり、その上から貸しヘルメットを付けていました。ただ、スクールによっては紙の帽子があるか分からないので、衛生面で気になる方は持参されたほうが良いでしょう。
コースは屋内にありましたが、冷房はありません。朝の時点で30度を超えた倉庫で実技講習なので、指導員の方からも熱中症に気を付けてとのことで、飲み物持参でコースに向かいます。
コース図の発着点のところにフォークリフトが停めてあり、少し離れたところにベンチがあります。
講習は一人ずつなので、他の人が近くのベンチで待機・参考にする感じです。だから自分の運転は他の受講生に見られている訳です。まあ、他の人の運転を見ることで学べることも多いので、変に緊張せずにリラックスして運転すれば大丈夫でしょう。
乗車前の点検からはじめて、直線を往復
フォークリフトの近くに集合すると、指導員の方から乗車前の点検・乗り方・降り方についての説明・実演があります。
スクールによって多少違うと思いますが、フォークリフトの前に立ち、指差し呼称しながら後ろを回り運転席近くに立ちます。前後、指差し呼称して乗り込みます。乗り込む時も左手で取っ手を持ちどちらかの足から乗り込みシートベルト着用という手順でしたが、それぞれのスクールの指導に合わせてください。降車時も同様に手順が決められています。
受講生全員、乗車・降車をやってみて次はいよいよフォークリフトを走らせます。
なおフォークリフトから離れるときは、フォークの先端を接地させておく必要があります。
そのため直線を走るだけでも、最低限のフォーク操作が求められます。詳しいことは実技講習で教えてくれますが、フォークをリフトレバーで10cmほど上昇させて、ティルトレバーでマストを衝撃がある一杯まで後ろに倒します。その後、変速レバーを前進にして駐車ブレーキを解除して発信という手順が必要です。駐車時は逆の手順です。
文字にすると難しいですが、実際に何度も練習しますし、他の人の運転を参考にしていれば、自然と身につくので安心してください。
ただ、普段からリフトに乗りなれている人ほど、この喚呼から動かす手順が慣れないようで大変そうでした。初めてリフトに乗る人は癖がついていないので、意外とスムーズにこなしている傾向があります。けれども既に乗り慣れている人は、普段は飛び乗ってフォークを操作しながら発進している方がほとんどでしょうから動作忘れを指摘されていました。
さてフォークリフトの運転感覚ですが、後輪操舵なので車の逆です。直進しかしない場合でも、多少進路が歪んでくるので、ハンドルを微調整する必要があります。その際、頭では車の逆と思っていてもなかなか違和感がありました。
フォークリフトでの旋回
休憩を挟み、復習をしつつ今度はフォークリフトでの旋回を練習します。
コース図でいうと、発着点を出発、ゲートを過ぎて右折、積みおろし場所で停止、再びバックして発着点に戻るルートです。
初めての本格的な旋回です。また、このコースを傍から見ると広くみえますが、運転席からみるとかなり狭く感じます。自動車免許のクランクを通過するような気分です。
感覚を掴めるまで、私を含めみなさん苦戦していました。
ただ、何度も練習することができますし、他の人の運転を見て学べるので、昼までに指導員の方のアドバイスなしでも曲がれるぐらいには上達しました。
カラーコーンの周りをぐるぐる旋回する
午後からカラーコーンの周りを3回ほど旋回する練習をします。
コース図でいうと、直進してカラーコーンを3回右旋回して、左折して積みおろし場所で一時停止。その後、後進して発着点へ戻るコースです。
カラーコーンに前輪が近づくぐらいから、ハンドルを徐々に右に切って旋回します。フォークリフトは前進旋回時に後ろが大回りするので、前輪を曲がる角ギリギリに寄せておきます。
実際この練習中にリフトの後ろを振ってバリケードと接触、倒した方がいます。
カラーコーンから積みおろし場所へ向かうのも少し難しかったです。旋回中に徐々にハンドルを戻して離脱、リフトの後ろがカラーコーンを抜けたことを確認して、左折開始なので一度にたくさんの操作をタイミングよくしなければいけません。私は慣れるまで少し時間がかかりました。
夕方まで練習を繰り返して、何だかんだみなさん慣れてきました。
余裕が出てきたせいか、
「会社のリフトはエンジンのクラッチ式なので、クラッチ式フォークリフトで講習を受けたかった」
というような意見が何人から出ていました。私も同じことを思っていました。
しかし、指導員の方が言うには、それは資格取得がかなり難しくなってしまうとのことでした。
そのときは、私たち受講生はその理由がピンと来ませんでしたが、明日のフォーク操作でその意味を知ることになります。
3日目 安全喚呼つきで運転 そしてフォークの操作も
3日目。スクールにも慣れて、もはや自分のホームのような感覚になります。
本日は、運転中に喚呼を付けることから始めます。例えば、カラーコーンを曲がる際は「右よし!」と進路の安全を確認して、ハンドルを回し始める前に「左よし!」と左後方の安全を確認します。これはリフトが前進旋回するときに大回りする特性があるからです。右の確認だけしても、もし左側に誰かいたら接触してしまうからです。
全ての動作に喚呼を付けますし、順番が決まっているので身体で覚えるしかありません。
午前中この練習を繰り返しました。
午後からは、空パレットを実際に運ぶ練習を行います。空パレットは積みおろし場所で取ります。
普段、現場でフォークリフトの動きを見ていて、そこまで難しくないだろうと思っていました。しかし、かなり難しいと感じました。
講習でのフォーク操作が難しい理由は主に2つ
1つは、走行中にフォークの操作が禁止されている点です。
現場だと、走りながら位置調整をしてフォークを操作することは良くあるかと思います。
しかし、技能講習では走行とフォーク操作は明確に分けられています。フォーク操作をする場合、前後進レバーを中立にして、パーキングブレーキをセットする必要があります。
しかも講習では二段取り・二段置きをします。
例えば、画像のようにトラックに積み込み場合、リフトと接触するため一度で積み込みできません。一旦仮置きして、少し後退。再び軽くパレットを上げて、少し前進。そしてパレットを降ろして完了という訳です。
その場合、リフトの運転とフォーク操作を繰り返す訳ですが、その度にパーキングブレーキセット・前後進レバーを切り替えをする必要があります。
高さ1.3メートルぐらいの積みおろし場所に、荷物を二段置きする場合、
1.積みおろし場所に正対して停止
2.パーキングブレーキセット・前後進レバー中立
3.フォークを積みおろし場所より少し高めまで上昇させる
4.パーキングブレーキ解除・前後進レバー前進
5.安全確認をして前進、積みおろし場所の縁ぐらいにパレットの端を合わせて停止
6.パーキングブレーキセット・前後進レバー中立
7.フォークを降ろしてパレットを置く。荷物の重量によっては降ろす前にフォークを前傾
8.フォークがパレットに引っかからないことを確認してから、パーキングブレーキ解除・前後進レバー後進
9.安全確認をして、20cmほど後進
10.パーキングブレーキセット・前後進レバー中立
11.フォークを持ち上げて、パレットが浮いたことを確認
12.パーキングブレーキ解除・前後進レバー前進
13.安全確認をして枠に収まるように調整しながら前進
14.パーキングブレーキセット・前後進レバー中立
15.パレットを積みおろし場所に置く
16.荷物を確認して、パーキングブレーキ解除・前後進レバー後進
17.安全確認をしてフォークが積みおろし場所をクリアするまで後進
18.パーキングブレーキセット・前後進レバー中立
19.フォークを地上から10cmぐらいまで降下。ティルトレバーを引いてマストを一番後ろまで下げる。
以上の動作が必要となります。走行しながらフォーク操作できないので、このような手順になりますし、一つ一つに指差し呼称も必要です。
万が一、ずれてやり直す場合もこのような手順を毎回しなければなりません。
走行と荷役が明確に分けられていると思ってください。
2つ目は、横スライドができない点です。
私の職場の全てのフォークリフトはフォークを横にスライドする機能が付いています。その機能があれば、置く場所に正対させれば左右30cmほどは簡単に微調整することができます。
講習のフォークリフトにはその機能が付いていないので、自分の運転で枠内にパレットを収める必要があります。ただでさえ慣れない運転で上手く収めるのは、かなり気を使いました。
ハンドル操作で数センチ単位の調整は難しいです。
あと、今までは2本のフォークの間から地面が見えていましたが、パレットの死角で見えなくなるので少し運転しにくくなります。
4日目・朝 1トンの積荷を運ぶ
とうとう講習の最終日になりました。
無事に資格取得できるのか不安になりながら講習を受けます。
本日は、1トンの荷物を積んだパレットを運びます。最終試験でも1トンの重量の荷物を運ぶので練習です。
フォーク操作は空パレットとほとんど変わりません。
ただ、急な衝撃を与えるとフォークを破断する可能性もあるので、慎重さが求められます。
また、パレットを置く前に、ティルトレバーでマストをある程度前傾させます。これは1トンのパレットをフォークで持ち上げると、重心の都合で全体的に前傾します。走行中はマストを後傾させますが、積み下ろすときにフォークが水平のままだと、パレットを置いた際にフォークが反りあがり抜けなくなる可能性があるからです。
まあ実際に乗ってみると、納得されると思います。自分でもフォークが前傾するのにびっくりしました。
続・4日目 いよいよ最終試験
何度も1トンの積荷を運んでから、いよいよ最終テストです。
コースや手順は何度も走っているので覚えていますが、緊張するとどんなトラブルが起きるか分かりません。
指導員の方曰く、全員合格レベルに達しているので緊張せずにいつも通り運転してくださいと言われました。
順番に一人ずつ運転をします。
自分もかなり緊張しつつ無事に発着点に戻ることが出来ました。
全員終わってから、教室で結果発表があり全員合格が伝えられました。
減点項目も伝えられました。私は減点はなかったものの規定時間を少し超過(30秒まで減点なし)していました。
ちなみに技能講習のときに、バリケードを倒していた人が一番早くて、減点もなしでした。
はじめは上手くいかなくても後から上達できるのは本当なんだなと思いました。
それから少し教室で待っていると、最後に免許証のような資格のカードが手渡されました。
4日間の講習もこれで終了です。
実際に職場で乗ったら積荷を落としました
さて、講習が終わり数日経ってから、バイト先でフォークリフトに乗せてもらえることになりました。
エンジン駆動でクラッチ式のフォークリフトです。講習の電動フォークリフトとの違いはなんでしょうか。
……。まず発進から苦労です。私はMT免許を持っていて、たまにMT軽トラに乗りますが、クラッチの繋ぎ方のコツが分かるまで大変でした。徐々に離すとノロノロ発進ですし、ちょっとパッと離すと急発進になります。
フォーク操作では、フォークを上昇させるときもアクセルを煽る必要がありました。
あと、講習のフォークリフトよりも後ろの重り部分が出ているので、かなり大回りします。気をつけないと接触です。
いらなくなった空箱を運搬したのですが、途中の発進時にいくつか落としてしまいました……。商品だったらと考えたら恐ろしいです。
それから
何度も暇なときに練習をさせていただいたので、ゆっくりな運転ならばそこそこ移動できるぐらいになりました。色々な方から、乗らないと慣れないと口をそろえて言われました。
たしかに乗っていると多少は慣れてきます。
そして、違う現場に行ったときのフォークリフトが電動フォークリフトでした。
基本は社員の方が運転ですが、いないときは私が運転することになりました。そこで毎日のように乗っていたら、まあまあ運転できるようになりました。
やはり経験が大切だと思った訳です。
ただ、そこには立ち乗りリフトもあったのですが、慣れてないもので苦労しました。ハンドルがどっちに切ってるか分かりにくいし、色々と難しい。けれどもベテランの方曰く、慣れれば立ち乗り(リーチフォークリフト)のほうが手足のように動かせるとのこと。
まあ自分がそのレベルに達するには、かなりの時間乗る必要がありそうです。
フォークリフト資格をとってみて
今回、フォークリフトの資格を自腹でとってみたわけですが、結果的に満足しています。
簡単なリフト仕事は任せられましたし、資格があったから別の現場を紹介してくれたようなので、3万円の講習費がかなりのリターンになりました。
なので、フォークリフトの資格をとろうか迷ってられる方は、ぜひ取得されることをおすすめします。講習まで全く乗ったことがなかった自分でも、満点でクリアできたので大丈夫でしょう。
どうしても講習に時間が必要なので、余裕があるときにぜひ取得してみてください。
ただ、私も痛感していますが、資格を持っていることと使いこなせるかは全く別です。資格を取得した時点がスタートラインなので、仕事で乗る場合はいかに慣れるかが重要です。
でも資格がないと乗せてもらえないことが多いので、先に取得しておくのが一番良さそうです。
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