消防設備士乙6に合格した試験勉強方法や難易度など。おすすめの本も紹介

消防設備士乙6とは、消火器の整備・点検ができる国家資格です。

先日、合格したので勉強方法を紹介します。

なお、免状発行はまだしていません。危険物取扱者と違い消防設備士の仕事をしていなくても、一定期間ごとに講習を受ける義務があるからです。
講習を受けなかった場合、運転免許のように減点方式で点数がたまります。
まあ、実際のところ消防設備士の仕事をしていない人が講習を受けなかったからと言って、免許返納に至る点数にはならないので大丈夫といえば大丈夫ですが……。

今のところ必要になったときに免状発行を申請しようと思います。

また、試験結果の通知書に正答率も載っていました。

筆記

  • 法令    70% 
  • 基礎知識  100% 
  • 構造・機能 93% 

筆記全体 86%

実技試験 85%

という結果でした。
全くの素人でしたが、過去問を繰り返し解くだけで余裕を持って合格することができました。

ちなみに筆記試験60%以上、実技試験も60%以上の点数で合格です。
また、筆記試験の科目別(法令、基礎知識、構造・機能)で最低40%以上の得点が必要となっているので要注意です。
例えば、法令、構造・機能が満点でも基礎知識が0点だった場合、筆記83%の点数になりますが、基礎知識が40%以下なので、不合格になってしまいます。

まんべんなく勉強する必要がある訳です。

参考書や問題集を繰り返し解く。おすすめは公論出版の本

一番、合格に近い勉強はひたすら問題を解くことです。

計算問題以外は、ほとんど似たような問題が出題されます。
計算問題でも出題される問題はほぼ決まっているので、暗記した数値と計算方法を覚えておけば解けます。

オススメの本ですが、調べるといくつか有名な参考書と問題集がありました。

ただ、参考書と問題集を揃えると結構お金がかかります。電気工事士試験を受けるためにかなりお金を使っていたので節約する必要がありました。

出来れば1冊で合格が可能な本がないか調べたところ、公論出版の消防設備士第6類がテキスト・過去問・解説がすべてまとまっているとのことで、購入。

実際にページをめくって勉強してみると、テキスト部分があって、その後に試験で出題された問題が豊富に用意されています。テキストで覚えたかどうかすぐに演習して確認できます。
問題の解説も知識を補足してくれます。
そのため、この本だけで合格することが可能なのでしょう。

強いてデメリットを言えば、完全に白黒印刷なので、単調に感じる人がいるかもしれない点・消火器や装置がやや分かりにくい点でしょう。カラーなしでぎっしり書かれているので、おぉ……と思うかもしれません。
逆に言えば、それだけ中身が詰まっているので、内容の割に本が軽くて持ち運びしやすいですし、カラーでなくても構造が十分分かるので大丈夫です。

どうしてもカラーの消火器をみたい方は消火器メーカーの製品一覧で確認するのも良いでしょう。

詳しくなかった私でも、この1冊の本で合格できたのでオススメです。

はじめはさっぱり分からなくても、何週か問題を解けば正解が分かってくるはずです。

ちなみにページの順番だと、法令、基礎知識、そして消火器の構造・機能になっています。
先に軽くでも消火器の知識を勉強したほうがイメージしやすかったので、後半の消火器問題から勉強するのもオススメです。

また、直接試験とは関係がありませんが、科学技術振興機構の「消火器ができるまで」という動画が参考になるので余裕があれば見てみて下さい。動画に登場するのは加圧式の粉末消火器です。

THE MAKING (45)消火器ができるまで

実技試験対策は書いて覚える

筆記試験はマークシート方式で、「正しいものは次のうちどれか」「誤っているものは次のうちどれか」なので、該当するものをマークすればよい訳です。

しかし、実技試験では答えを記述することが多いです。

答えを思いついても漢字が書けないとダメです。
例えばチクアツシキフンマツショウカキ(蓄圧式粉末消火器)の「蓄」は意外と書けませんし、「粉」も度忘れすると書けないことがありました。

「淡紅色」や「粉上がり防止用封版」なども書いて覚える必要があります。

結局、実技試験の勉強は紙に書いて覚えました。漢字の勉強も兼ねてなぐり書きでも良いので、手で覚えたほうが良さそうです。

また、本で勉強していても得意な問題と苦手な問題が出てきます。
いくつか答えを丸暗記して試験に挑んだ問題もありました。

試験本番、実技試験の問題を見たときに、これは受かる必要のある問題だと思いました。本で勉強した中でも簡単に感じる内容の出題だったからです。

もし苦手な問題が出ていたら「厳しかったかも」と思っているので、 この本の実技問題はできる限りパーフェクトに解答できるまで勉強したほうが良いかもしれません。まあ受かったので良かったですが……。

難易度はどう?過去問を繰り返せば受かる試験

特に法令の防火対象物に関わる問題では、面積を覚えたり基準を覚える必要があります。覚える数字と防火対象物の組み合わせが多いので、間違った組み合わせで覚えているとその時点で正解を導き出せません。
そのため正答率が70%だったのかなと思います。

この試験の後に、危険物取扱者乙4を受けたのですが、どちらが難しいかというと悩むところです。

試験直前の感触では、消防設備士乙6のほうが余裕感があって、危険物取扱者乙4は直前まで問題演習をするほど焦っていました。

しかし、試験結果の得点では危険物取扱者乙4がトータル90%を超えていたので客観的に見ると、消防設備士乙6のほうが難しいと言えそうです。

ただ、消防設備士乙6は法令が覚えにくいだけで、基礎知識は暗記で、消火器の構造・機能だと消火器についてだけの勉強なので繰り返せば大丈夫です。

危険物乙4を免除なしで受けると、1類から6類までの危険物を覚える必要がある上で第四類危険物のなかでも分類されているので、覚える範囲が広いです。
また、個人的には危険物乙4の法令を覚えるほうが大変に感じました。

まとめ

消防設備士乙6は落とすための国家試験ではありません。
勉強さえして、60%以上得点できれば合格できるので、問題と解答を覚えるぐらい演習すれば受かる試験です。

一度落ちても良いなら、苦手な問題を捨てて6割以上目指すのも作戦の一つなので、その場合は難易度も下がることでしょう。その場合でも実技試験対策だけは力を入れる必要がありますが……。

試験に受かる勉強は、覚えるまでとにかく問題を解くのが一番良い方法なので、ぜひ繰り返して演習してみてください。

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