長靴の白い汚れ対策にはシリコンスプレーも楽で効果的!

シリコンスプレー

ゴム製の長靴は履いていなくても白くなったりひび割れが起こることがあります。

特にひび割れが酷くなると水が染み込んでくるので、防水という長靴の一番重要な役割が果たせなくなってしまいます。

水がしみ込んでくる長靴を雨の日に履こうとは思わないでしょう。

また、白い汚れが出てくるのも気になるかと思います。黒色の長靴だと余計に目立ってしまう汚れです。

この白い汚れは水や洗剤で普通に洗っても落とすことができません。

専用のラバーケア用品(保護剤)がありますが、なかなか身近に売ってなかったり、ラバーブーツにしか使えないので買わないという方もいるかもしれません。

今回シリコンスプレーを試してみた私のHUNTERレインブーツも、普通に洗っては落ちない白い汚れはもちろん、表面の皮のめくれまで発生しています。

白く汚れたHUNTER長靴

白い皮が目立ってしまうので全体的に見た目が悪いです。

ここまで白くなるとさすがにパッと見ても汚れが目立つのでメンテナンスせずに放置ぎみになっていました。

シリコンスプレーを実際にハンターの長靴に使ってみる

ちなみにシリコンスプレーは、以前バイクのゴム部品用に買っていたものを使います。

ちなみにホームセンターで300円もしないぐらいの値段で売っていました。

ラバーケア用品と比べるとかなり安いです。

※注意点

これからシリコンスプレーを用いた方法を紹介しますが、いくつか注意することがあるので気を付けてください。

たぶん大丈夫だと思いますが、長靴の素材との相性によっては変色や色合い、艶が変わってしまう可能性があります。目立たない所で試してから行うなどしてください。

製品によりますがスプレーしていると缶が冷たくなります。

そして一番大事なのが、靴底には絶対スプレーしないこと。シリコンが靴底に付くと滑り危険です。

シリコンスプレーは障子やふすまの敷居の滑りを良くする目的で使われるぐらい潤滑性があるのでその点だけ特に気をつけてください。

ちなみにラバーケア用品の注意書きにも靴底への塗布は避けるように書かれています。

実際の作業

先に長靴を洗い、水気がなくなるまで乾燥させておきます。

今回は洗剤を使わず、スポンジと水で表面の汚れを洗い流しただけです。

乾燥作業も軽く拭き上げて少し放置しているとすぐに水気がなくなるかと思います。

そして長靴の筒の部分からスプレーをしながら布(キッチンペーパーやティッシュペーパーも可)でシリコンを広げていきます。

作業はたったのこれだけです。

こちらが比較画像です。

シリコンスプレーとHUNTER長靴・前

作業中から艶が復活してきたのでかなり驚きました。

シリコンを塗った長靴は、空の青さが反射して映っています。

シリコンスプレーとHUNTER長靴・開き

塗っている途中からこれだけ変化してきたのでテンションが上がってきました。

本当に驚きました。もっと早くからシリコンスプレーを使っていれば良かったと後悔するぐらいです。

私もラバーケア用品を持っていますが頻繁に使うには手間がかかり偶にしか使わなかったけど、スプレーなら豪快に吹きかけて伸ばすだけなので、ちょっとした時間でも作業することが出来そうです。

こちらは長靴の表面の皮がめくれたところにスプレーする画像になります。

長靴1

見ての通り皮がめくれていて、ひび割れもあります。

シリコンスプレーをかけた直後

シリコンスプレーをかけた直後です。すぐの時点では小さな泡が残っていますがすぐに消えます。

長靴にシリコンスプレーをかけた直後2

浸透性がいいのか、ひび割れ部分はすぐに乾きました。

長靴2

シリコンを塗ったところの白い汚れは目立たなくなりました。

作業を繰り返して出来上がったら、風通しのよいところで乾燥させておきます。

長靴。メンテナンス完了

一日経った後のハンターブーツの様子です。

じっくりみれば、ひび割れや皮のめくれも分かるかもしれませんが、ぱっと見では目立ちませんし、光を反射するほど艶が復活しています。

作業前の画像と比べても、汚れが落ちて艶が増したのがお分かりかと思います。

300円ぐらいのシリコンスプレーでこれほど効果が出るとは思っていませんでした。作業も単純ですし、安いので豪快に使えるのも良かった点です。

ちなみにシリコンの塗り方ですが、私は直接長靴にスプレーしましたが、布に取ってから塗るのもお好みでいいかと思います。

ただ、汚れが少ない新品状態の長靴であれば専用のラバーケア用品を使ったほうがいい場合もあるかなと思っています。シリコンスプレーが悪いってことではないですが、成分も長靴に合わせて配合されてそうなラバーケア用品のほうが効果があるかなと。

まあほとんど変わらないと思うので安さを取るか安心を取るかの選択になるので、お好みのほうを使ってみてはどうでしょうか。

最後に余談ですが、今回のハンターブーツはかなりひび割れています。

長靴のひび割れ

近くでみると無数のひび割れが折れ曲がる部分に集中しています。

幸い水漏れはしていませんが、いつ漏れてくるか分からない状態でしょう。

高かったので水が漏れてくるまで使う予定ですが、さすがに水漏れしたら長靴の意味がないのでその時は新たな長靴を買うと思います。

足元が汚れるような作業やバイク用のブーツとして履いていたので、雨の日以外にも使えますし、履き心地の面でもハンターブーツを気に入っているのでまた欲しいと考えています。

どんな結果になるとしても買った場合はレビューしたいと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました