残念なことにエンジニアブーツが海水で濡れてしまいました……。
当サイトでお馴染みのエンジニアブーツですが、海水を被ってしまいました。
バイクでとある砂浜に行きました。
砂浜だけを歩いていたら良かったものの、調子に乗って水際ギリギリを攻めていたら、波を受けてこのような結果になりました。
幸いブーツの中は、じわっと湿るだけで済みましたが、早めにメンテナンスをしないとカビまみれになるので帰宅後すぐに手入れを開始します。
濡れたブーツはカビに要注意
私の経験ですが、初めて買った安いエンジニアブーツを毎日履いていた時があったのですが、雨の日にも長靴代わりにガンガン履いていました。
カビ対策をすれば良かったのですが、当時はそんなことを知らなくて濡れても何もせず、次の日に同じブーツを履いていました。
どれくらいしてかは忘れましたが、カビが徐々に発生してきて、その都度アルコールで拭いて履いていましたが、突然大量にカビが発生するようになり、どうにもならなくなりました。
その経験があるので、ブーツが極力濡れないように気をつけていました。
ただ、今回濡らしてしまったのでカビ対策をして、以前のようなカビまみれにならないようにします。
普通の水ならともかく海水は栄養があるイメージなので、なおさら対策をする必要があります。
モールドクリーナーの効果。カビ予防
モールドクリーナーとは、カビ落とし・予防するスプレータイプのシューケア用品です。
詳しいことはM.モゥブレィ公式サイト『 革靴のカビ予防、カビ処理の新提案! 』に書かれていますが、アルコールと違いカビを除菌できるので効果が長持ちするらしいです。アルコール除菌と仕組みが違うそうです。
ちなみに何故、このモールドクリーナーを持っていたかというと以前YouTubeで紹介されていたからです。
中古のブーツを買うか迷っているときに、何か良いアイテムがないか調べていると、この動画でモールドクリーナーを知りました。
水虫にも効果がある?とのことで、さらにカビにも効果があるという動画も公開されていたので購入していました。
モールドクリーナーをスプレー
モールドクリーナーを靴から少し離れたところからスプレーします。
布で全体的に引き伸ばします。私はティッシュペーパーで代用しましたが……。
靴の中にもスプレーしておきます。
そして新聞紙を中に詰めて、風通しの良いところに数日置いて乾燥させます。
ちなみに私は新聞紙を中に詰める際に、革と接触しそうな部分にモールドクリーナーを軽くかけておきました。
新聞紙が水分を吸収すると、その部分もカビてきそうな気がしたからです。効果があるかどうか分かりませんが……。
やっていけないことは、早く乾かしたいため直射日光に当てたりドライヤーの温風で乾かしたりすることです。革がいきなり乾燥したり傷むことでブーツにダメージを与えてしまいます。
その後数日経ってからメンテナンスをします。メンテナンス方法については以前記事にしています。
オイルが抜けて乾燥した場所に油分を入れます。あまり大量に油分(=栄養)を入れるとカビの原因になるので気をつけます。
乾燥状態によりますが、個人的にはブーツクリームのみでメンテナンスでも大丈夫かと思います。
モールドクリーナーを塗布しているといえ、カビの発生源は少ないほう良さそうですからね。
後日、靴の中にカビが発生も除去
しばらくしてもカビが発生しなかったので、安心してブーツを放置していました。
久しぶりに確認してみると、靴の中に白いカビが生えています。
靴の表面はモールドクリーナーを塗布しやすいのでカビが発生していませんが、手の届きにくい&乾きにくい内側にカビができたようです。
再びモールドクリーナーでカビを除去。
直接スプレーしてティッシュペーパーでカビを取りました。
その後、今も履いていますが、目立ったカビは発生していません。
スニーカーとかなら丸洗いできるので、清潔にしておけばカビることは少ないでしょうし、カビても綺麗にすることができます。
しかし、本革のブーツはなかなか気軽に丸洗い出来ないので、カビをいかに発生させないかが重要になります。
だから、カビが発生する前にメンテナンスをして予防&カビが発生してもすぐに除去することを心掛けておけば、履けないような事態にはならないと思います。
モールドクリーナーは実際に使ってみて、カビ予防とカビ除去の効果を確認することができました。
少々高い気もしますが効果を考えると、買っていて良かったと思えるアイテムでした。
※追記
カビ用ミストも購入して使ってみました。
カビ用ミストは、ちょっと刺激臭のような香りがしますがモールドクリーナーと比べると安いです。
革靴にカビが生えたので実際にカビ用ミストをレビューしてみました。
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