1月ですが、ハイビスカスの花が咲きました。
購入してから今年で2回目の冬越しとなる鉢植えのハイビスカスです。
さすがに夏などハイビスカスのシーズンに咲いていたときと違って、花は小ぶりですがそれでも美しいです。
ちなみにこのハイビスカス、12月にも何度か花が咲いていました。
冬越し中なので、花が咲いても栄養面で大丈夫なのかなと思うこともありますが、気付いたときには咲く直前なので、そのまま咲いてもらっています。
このハイビスカスの冬越し環境
このハイビスカスの冬越しは、基本的に窓際で置きっぱなしです。
熱帯魚も飼育していますが、その水槽の近くのラックにハイビスカスを置いています。
窓際といっても、我が家は日当たりが悪いので午後の数時間しか日光は差し込みません。
また、断熱性の低い部屋なので最低気温も外気温より少し暖かいだけで、朝の室温は一桁台になっていることが多いです。
それでも花を咲かせているのでびっくりしています。
去年の冬越しはなんとかギリギリだった
ちなみに去シーズンの冬越しはギリギリだったと感じています。
今シーズンのように花が咲いたこともなかったと思います。
写真を撮ってないのが残念ですが、2月ぐらいまでは葉を付けた状態で過ごせましたが、そこから落葉が相次ぎほとんど枝状態になってしまいました。
暖かくなった4月ぐらいから、外に出して太陽光を当て復活させましたが、葉が元通りになるまで時間がかかり、ようやくハイビスカスの花が咲いたのが7月ぐらいでした。
それからはホームセンターに売ってある安い液体肥料を2週間に一回ほどあげます。
また、霧吹きに薄めた液体肥料を入れて、ハイビスカスの葉の表・裏両方から葉面散布もしていました。
その結果、8月から寒くなるまでかなり沢山のハイビスカスの花を楽しみことができました。
また、枝も伸びたり増えたのでボリュームも増えました。
寒いのに花が咲くのは、水槽照明の影響かも?
さすがに寒くなると霜に当ててはいけないので、熱帯魚水槽の近くの窓際に置いていた訳ですが、今シーズンはなぜかハイビスカスが開花します。
調べてみると15度以上あれば、ハイビスカスが咲くようですがこの部屋はもっと寒いです。
そこで思ったのが水槽の照明の影響ではないかということです。
光周性という現象があります。
昼の長さと夜の長さという日照時間で生物の反応が変わりますが、植物の場合、花芽を形成するかどうかが決まるものもあります。
詳しいことは、啓林館の「第3節 植物の花芽の形成」や日本生物生理学会の「植物って夜も光を当てたほうがいいの?」に載っているので参考にしてみてください。
さて、熱帯魚水槽では午後1時から深夜12時までの時間、20W蛍光灯2灯を点けています。
夏場は午後7時ぐらいまで明るいですが、冬場暗くなるのはだいたい午後5時ぐらいです。
水槽照明の影響で更にそこから深夜12時まで水槽からの明かりがハイビスカスに当たっているのです。
さすがに太陽光と比べたら、かなりパワーは落ちますが真夜中のように真っ暗ということはありません。
だから、このハイビスカスも熱帯魚水槽の照明の影響で寒い時期にも関わらず、咲いているのだろうと思った訳です。
植物の専門家ではないので詳しいことは分かりませんが、興味が湧いてきたので今後も花が咲くのか、無事に冬越しできたのかを記事に追記していこうと思っています。
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